- 投稿日:2017年12月31日
- (最終更新:2018年6月12日)
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体調に異変を感じた場合は、当ブログの情報や自己判断ではなく、医療機関を受診するようにしてください。

\この記事は私が書きました/
膝が痛くて朝の動き出しがつらい
膝のテーピングをしたいけど
どうしたらいいかわからない
そんなあなたは
この記事を最後までお読みください!
どんなタイプがあるの?
まずテーピングには
伸縮性があるタイプと
非伸縮性のタイプの2種類があります。
伸縮性があるタイプは
キネシオテープと呼ばれることが多いので
ここではキネシオテープについて
非伸縮性のタイプは
ホワイトテープのことについて
お話ししていきます。
キネシオテープの特徴は?
キネシオテープは
非伸縮性のものに比べて撥水性があり、
貼り方次第では2~3日貼り続けることができます。
そもそもキネシオテープは
“テープを貼ると
皮膚がテープの密着の形に持ち上がり
体内に隙間ができるため、その隙間を
リンパや血液が流れやすくすなり
新陳代謝が改善され自然治癒力が高まる”
ということを目的にして作られました。
つまり、
貼ることで血流がよくなったり
“痛みやコリが取れやすい”
ということです♪
ただ、
最近はいろんな使い方がされるようになり
筋肉のサポートや、固定などにも
使われるようになってきています!
ホワイトテープの特徴は?
ケガや骨折、スポーツの大会などで特にしっかり固定したいときに使います。
ただ、キネシオテープに比べて
固定力が強い分、水に弱く長期の固定には向いていません。
どんなテーピングを買えばいいの?
膝の固定には
50mmのものを使います。
そして
・撥水性がある
・はがれにくい
・ある程度 固定力がある
・かぶれにくい
この4点に注意して選んでくださいね。
オススメは
固定力で考えると“ワーデル”
かぶれにくさで考えると“マルチポア”
また、価格の安さで考えると“キネシオロジーテープ”
(これは症状が軽い場合には手を出しやすいです。)
それぞれ、目的や用途に応じて選んでください♪
貼り方は?
今回は自分で簡単にできる貼り方をご紹介させていただきます!
右足外側右足内側
まずは
膝蓋骨(膝のお皿)の下の
少し硬くなっている部分からスタートし
膝蓋骨の支えるイメージで膝の横を通り
太もものところまで貼っていきます。
反対側も同じように貼ります。
その後は
膝蓋骨の下からスタートして
膝蓋骨を上に持ち上げるイメージで
膝の内側から外側に貼って完成です。
とても簡単ですが、安定するので試してみてくださいね。
テーピングに関する勘違い
さて、ここまでテーピングの選び方・貼り方についてしっかりとお話しましたが、
実はテーピングというものについて、勘違いされている方がほとんどなのです。
- 応急処置
- 怪我の予防
- 筋肉の補助
テーピングにはこのような役割があるのですが、言葉の意味を勘違いしている方がとても多いのです。
それぞれ、詳しく説明しますね。
応急処置
ではまず、足首の捻挫を想像してみてください。
このように捻挫してしまったときに、テーピングで固定することにより
痛めている方向への動きを制限できるため痛みが軽減したり、発生しなくなるのです。
これは、痛い方向に動かないようにする「応急処置」であり、痛みの原因がなくなったわけでありません。
テーピングをしているからといって無理をしないでください!
怪我の予防
テーピングは怪我から復帰したあとの予防・再発防止のために使うことをおすすめします。
最近では怪我の急性期が終わると、早い段階でスポーツに復帰することが多くなってきています。
これは、安静にし過ぎるとかえって復帰を遅らせてしまうことがあるからです。
しかし、急性期を終えたといっても、怪我をした関節はまだ安定性が低く痛む方向への動きに対してかなり弱くなっています。
弱い方向への動きを制限し、痛めている場所にかかる負担を減らす
これが2つ目のテーピングの役割です。
筋肉の補助
さて、この「補助」という言葉ですが、もっとも多く勘違いされている点だと思います。
テーピングは
筋肉の代わりにはなりません!
筋肉というものは、テープの伸縮力ではなんとかなるレベルではないのです。
テープがガン〇ムくらいの強度があれば問題ないのですが
普段100使えていた筋肉が、怪我をすることによって80に落ちるとします。
これをテーピングで補助しても80.5にも満たないのです。
では、「筋肉の補助」とはどういうことなのでしょうか。
それは、テーピングで関節の動きを制限し
痛めた筋肉を使わなくてもよい状態
にしているという意味なのです。
つまり、筋肉の収縮を助けているのではなく、筋肉をなるべく使わないようにしているのがテーピングだといえるわけです。
これらのことから、テーピングを長時間はっていると、筋力の低下を起こし
症状の改善を遅らせてしまうことが考えられます。
そして、血流が滞ることにもまりますので
テーピングを貼る際は「怪我の予防」という観点で、どうしても必要なときだけ使用されることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
自分で簡単にテーピングを貼れるようになるというのは、いざというときに役に立ちますし、怪我の回復にも効果を発揮することがあるので覚えておいて損はないです。
しかし、
「固定しているから安心だ」
と安易に考え無理をすることだけは避けてくださいね!
分かりにくいことや気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください(*^^*)
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