- 投稿日:2018年8月31日
- (最終更新:2018年9月14日)
※免責事項
可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、この記事の内容はあくまで私見です。
万が一内容に誤りがあったとしても、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いかねますのでご了承ください。
体調に異変を感じた場合は、当ブログの情報や自己判断ではなく、医療機関を受診するようにしてください。

\この記事は私が書きました/
『 四十肩・五十肩 』
周りでよくこんな名前を聞きませんか?
医学的には『肩関節周囲炎』と言います。
僕も施術をしていて、よく聞くのですが、絶対に見落としてはいけないものがあります。
それは、四十肩・五十肩と腱板断裂との違いです。
今回は、僕が実際の現場で使っている四十肩・五十肩の知識ついてお伝えしていくので、判断していきましょう。
症状
✔ 夜にうずくような痛みがある ✔ 痛くて夜に目が覚める ✔ 服を脱ぐ時に痛い ✔ 髪の毛やエプロンが後ろで結べない |
この時に痛みの出る場所は、二の腕や手先に出てきます。しびれもあることもあり、眠れないほどの痛みが生じることも少なくありません。これは肩関節の炎症によるもので、急激な痛みは、数日間で治まります。
この様に痛みが数日間で治まるものは、四十肩・五十肩と考えられます。
その後は、ほとんどの場合、症状は慢性化し鋭い痛みから鈍い痛みへと変化し、肩を動かせる範囲がだんだん狭くなります。
特に肩を上げたり、後ろに回す動きが困難になります。
これを拘縮(こうしゅく)といいます。
痛いからといって、肩を動かさないと、組織の癒着が起こり、さらに動かなくなって改善が長引きます。
基本的に何もしないでいると早い人で1年、長い人で3年~5年引きずっている人も多くいます。
原因
四十肩・五十肩の発生原因は、未だはっきりと解明されていません。
加齢に伴い肩の関節や筋肉、肩周辺組織に固くなったり縮んだりなどの変化が起こることで、炎症や痛みを引き起こすためと考えられています。
また、生活習慣やストレス、ホルモンバランスの変化もあるとされているようです。
さらに、不規則になった生活習慣、寝不足、偏った食事、過度のストレスによる肩の血行不良なども、四十肩・五十肩を引き起こす原因になると考えられています。
発症傾向
若い時に野球などスポーツや仕事で肩を酷使し、肩を痛めたことがある人。
普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。
猫背の人は重心が前のめりになり、体の歪みが生じやすいため、四十肩・五十肩のリスクが高まります。
セルフチェック
✔ 自分は「四十肩・五十肩」という自覚がある ✔ 洗髪や整髪、服を着る際に腕や肩が思うように動かず、 ✔ 不自由を感じることがある ✔ 腕を挙げたときに、肩のあたりでジョリジョリとした音がする ✔ 肩の高さよりも上に、腕を挙げることができない ✔ 腕は挙がるが肩に痛みがある ✔ 常に肩の周りが痛い ✔ 思いあたるきっかけも無いのに、肩に痛みがある ✔ 夜間に肩に痛みがあり、眠れないこともある ✔ 肩だけでなく、二の腕(上腕)にも痛みがある |
この中に当てはまる項目が1つでもあれば、一度専門の先生に診てもらった方がいいですね。
症状が出てからは、改善まで時間が掛かりますので、早めの受診をおすすめします。
予防方法
大きく背伸びをする
後ろ回しに腕をぐるぐると大きく回す
デスクワークのような前かがみの姿勢が多い場合は、深い呼吸しながら腕を後ろで組む
※若いから、痛くないから言って油断せずに日ごろから適度な運動をしていくことをおすすめします。
改善方法
病院での処置
薬や注射を処方されることが多いでしょう。
痛み止めや筋肉を柔らかくする薬を飲んだりします。
注射をして、稀に1回で改善したということもあります。
なので、1度注射を試してみるのもいいでしょう。
ストレッチ
コットマン体操
僕は、四十肩・五十肩には、この運動が1番効果的だと考えているので、ぜひ行ってみてください。
重りのおもさは、500mlのペットボトルに水を入れて行っていくのがいいでしょう。
あまり重いと肩を痛めてしまうこともあるので、注意してくださいね。
整体での処置
僕がおこなっていく整体の内容は、話の途中でもあったように、まずは、姿勢を整えていきます。
しかし、四十肩・五十肩の場合は、これだけでは改善されにくいの、肩回りの拘縮をはがしていくものや、肩甲骨の動きをよくして、肩の負担を減らすことを行っていきます。
そのほか、人によって骨盤から整えていかないといけない人もいるくらい、症状の出かたは様々ですね。
早い人で、整体で改善いていく人は、3.4ヶ月で痛みなく生活できるようになっていきます。
※個人差はありますので、ご了承下さいね。
まとめ
四十肩・五十肩はの症状は、時間が経てば痛みは無くなっていくものです。
他のいろんな症状に比べて改善するのに時間がかかることが多い症状です。
しかし、四十肩・五十肩に関してはほとんどの症状が改善するので、安心してください。
中には、何もしなくても放置すれば、いつの間にか改善する方もいます。
もちろん、早く改善したければ、専門の先生に相談するのがいいですが、
そんな時間が作れない方は、しっかりここでお伝えした運動をしておけば、改善するので安心してくださいね。
気になるのであれば、1度整形外科に行ってMRIを撮って確認するのもいいでしょう。
《和歌山》
本院
《和歌山》
グループ院
《京都》
《広島》

いいね!していただけると
励みになります!
最新記事をお届けします。