起立性調節障害は体の病気です!

  • 投稿日:2018年9月25日
  • (最終更新:2018年10月11日)

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起立性調節障害は体の病気です!

\この記事は私が書きました/

立ち眩みや頭痛がある、朝起きられない

このようなお悩みがあるお子さんはいませんか?

 

 

そのようなお子さんを

「怠けているだけなんじゃないか・・・」

と悩んでいるお母さん、お父さんはいませんか?

 

もしかしたらお子さんは

「起立性調節障害」かもしれません。

 

これは自律神経が乱れることによって起こるので

本人の頑張り次第でどうにかなる

症状ではないのです。

 

なので、本人もご家族も

「どうしてこうなの」と

あまり思いつめないで

向き合っていくことが大切です。

 

その為にはまず

起立性調節障害がどのような病気なのかを

知っていきましょう。

 

 

 

起立性調節障害とは?

自律神経系の異常で循環器系の調整が

うまくいかなくなる病気です。

 

では、自律神経とはなんなのでしょうか?

簡単に言うと

循環器、消化器、呼吸器などの活動

(心臓の動きや内臓の働きなど)

を調整するために

自分の意志とは関係なく働く神経です。

 

自律神経には2種類あり

体を動かす時や昼間に働く「交感神経」と

安静時などの体を回復する時に働く

「副交感神経」があります。

 

 

この2種類は、ストレスなどで

バランスを崩してしまいます。

それは小学校高学年辺りから中学生の

体が大人へと成長する時期に多くみられます。

 

こういった成長の変化は

自律神経系に影響があるので

循環器系の調整がうまくいかなくなり

様々な症状を引き起こします。

 

 

ストレスの種類

起立性調節障害は

真面目で気を遣うタイプの

子どもがなりやすいです。

なぜなら

ストレスをため込みやすいやすいからです。

 

ストレスの原因はさまざまで

大きく分けて

身体的、精神的、環境的ストレスがあります。

 

身体的ストレス

身体に影響を与えているストレスです。

(疲労、不眠、過眠、病気、けが、妊娠、出産)

 

精神的ストレス

家庭や仕事

学校での人間関係によるストレスです。

(不安、緊張、悩み、焦り、寂しさ

恐怖、怒り、憎しみ、責任感、自責、挫折)

 

環境的ストレス

自分がいる場所で与えられるストレスです。

(照明、住居、寝床、気温

湿度、騒音、環境汚染)

 

 

こういったストレスを軽減することが

とても重要になってきます。

 

なので、体が辛いのに

無理に学校に行かせようとすると

すべての要因にひっかかり

さらに症状を悪化させる場合があります。

 

何度も言いますが、体の病気なので

本人が頑張ればどうにかなるものではないです。

 

お父さんお母さんや、学校関係者

みんなで理解と協力をすることが

起立性調節障害で悩んでいる

お子さんの為に必要です。

 

 

 

症状

人の体は、起立直後に

血圧がいったん下がり、すぐに元に戻ります。

心拍数も起立後はいったん上昇しますが

その後元に戻ります。

 

起立性調節障害は

自律神経系がうまく働かないので

これらの変化をうまく調整出来ず

立ち上がった時に血圧が低下しすぎたり

心拍数が上がりすぎたりします。

そのため、様々な症状が出てしまいます。

 

 

他の病気がない状態で

下の項目で3つ以上当てはまれば

起立性調節障害を疑う可能性があります。

 

・立ち眩みやめまいがある

・動悸や息切れがする

・朝なかなか起きられない

・夜に目がさえて眠れない

・午前中は調子が悪い

・食欲不振

・腹痛がある

・倦怠感がある

・頭痛がある

・気分が悪くなる

(立ち上がり時、入浴時、嫌なことがあった時)

 

 

このような症状は、起立性調節障害でなくても

他の病気でもみられることがあります。

 

一概には病名は分からないので、医療機関で

血液検査や画像検査など

その方の症状に合わせた検査をして

他の病気ではないかを確認する必要があります。

 

 

そこで他の病気の疑いがなく

起立性調節障害の疑いが強い場合は

「新起立試験」を行います。

血圧が元に戻るまでにかかる時間や

起立前後の血圧、脈拍などを測る

という検査をします。

 

上の項目で3つ以上当てはまり

他の病気の疑いがない場合は

約3分の2の方がこの新起立試験で

起立性調節障害の疑いが分かります。

 

それが分かれば

さらに4つのタイプに分かれます。

 

 

4タイプの症状

起立性調節障害は4つのタイプがあります。

 

起立直後性低血圧

起立性調節障害の中でも1番多いです。

起立直後に血圧が低下して

強い立ち眩み頻脈が起こることがあります。

 

体位性頻脈症候群

血圧低下は起こらないが

起立後に心拍の回復がなく

上昇して頻脈が起こることがあります。

 

神経調節性失神

起立中の急激な血圧低下によって

立っていられなくなり

いきなり失神したりします。

顔面蒼白や

冷や汗などがみられることもあります。

 

 遷延性起立低血圧

起立して数分以降に、徐々に血圧が低下して

失神することがあります。

 

どのようなタイプなのかを調べて

しっかり理解を深める必要があります。

まずはどういう状態なのか調べてみましょう。

 

 

セルフケア運動

運動

・歩く

日中は寝転ばないように

毎日軽く運動しましょう。

 

起立性調節障害の方は

運動が苦手なことが多いです。

筋力低下の予防に

1日15分程散歩をするのでも良いです。

 

・立ち上がり方

立ち上がる時の調節が難しいので

いきなり立ち上がらずに

30秒ほどかけてゆっくり立ち上りましょう。

頭を少し下にして

うつむきながら立つと良いです。

 

・足を動かす

長時間同じ姿勢で立っていると

下半身に血液が溜まります。

頭の血液が不足し、立ち眩みがしたりするので

避ける必要があります。

 

足ふみをしたり、クロスさせて動かしましょう。

下半身に溜まっている血液を

筋肉に押し戻すことが出来ます。

 

規則正しい生活リズム

・睡眠

夜更かし、朝寝坊をやめる

昼寝をしないようにします。

起立性調節障害の方は

睡眠覚醒パターンが後ろにずれるので

体内時計や自律神経の乱れに繋がります。

 

変えていくのは難しいですが、無理に矯正をして

ストレスにならないように

その子に合わせて指導をしていきましょう。

 

・温度調節

暑すぎると血管は拡張し

また汗をかくことで脱水を起こして

血圧が低下してしまいます。

 

自律神経が乱れると

温度調節が難しくなります。

梅雨や、夏の時期は特に注意が必要です。

入浴も短時間で済ませましょう。

 

食事

起立性調節障害の子どもは

血液量が少ないのが特徴です。

水分と塩分には

血圧を低下するのを防ぐ力があります。

 

特に起立性調節障害の子どもは

水分や塩分のものを好みません。

循環している血液量を増やすためにも

水分と塩分をしっかり摂りましょう。

 

 

・水分

水分は、食事以外で

最低1.5L~2L取るのが良いです。

なぜなら、人の体から毎日平均2Lの水分が

出ていっているからです。

水分量が足りないと、筋肉は硬くなり

血液の流れが悪くなります。

 

・塩分

健康のためには

「塩分は控えましょう」とよく聞きます。

ですが、少なすぎるのも問題です。

塩分には「ナトリウム」があります。

 

ナトリウムが不足すると

めまい、ふらつき、食欲不振、脱水症状

重症な場合は精神障害などの症状を

引き起こすことがあります。

 

エネルギーを消費する子どもの頃は

塩分を多めに取らないといけません。

少しずつでもいいので

取れるように協力していきましょう。

 

 

まとめ

 

起立性調節障害は、症状の強さによっては

体のだるさや、立ち眩みなどの

症状が強い場合があります。

そのため、朝が起きづらくなり

学校を遅刻や欠席を

本人の意思とは関係なく繰り返してしまいます。

 

お父さん、お母さんの中には、お子さんが

「怠けている・学校嫌い」などが原因だと考えて

怒ったり、朝無理やり起こそうとして

親子関係が悪くなってしまうことがあります。

 

 

そうすると

自分ではどうしようもできない悩みを言えずに

抱え込んでしまったりして

余計に体や心を痛めてしまいます。

 

まずはどういう状態なのかを

きちんと調べることが大切です。

 

気持ちではなく、体の問題なので

お父さんお母さんも悩まずに

医療機関を利用するのが良いでしょう。

 

 

他の病気が見つかる場合もありますし

起立性調節障害と診断される場合もあります。

 

原因を調べてから

お父さんお母さんや学校関係者みんなで

起立性調節障害の症状などをきちんと理解して

適切な方法を取り組めば、個人差はありますが

軽症で2~3か月、重症の場合で2~3年ほどで

改善へと向かいます。

 

その間はお子さんも辛いですが

お父さんお母さん

周りの方も大変だと思います。

 

あまり思いつめないで

専門的な所で相談をしてください。

息抜きも大切です。

 

急に良くなりませんが

ゆっくり向き合って

適切な改善方法を行っていきましょう。

 

 

本院

《和歌山》

MIYAI整体院

073-473-8106

 

グループ院

《和歌山》

MIYAI整体院 岩出院

0736-60-4127

 

 

《京都》

きずな整体院

075-431-8110

 

《広島》

やさしい整体院

084-983-3878

 

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