- 投稿日:2019年1月26日
- (最終更新:2019年2月9日)
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\この記事は私が書きました/
ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて激痛を覚えたことはありませんか?
それも耐えがたいほど激烈な痛みです。
そのような経験があるのであれば、あなたは痛風になったことがあるということになりますね。
痛風は1週間から10日ほどで自然と改善されていきますが、時には危険を伴うことがあります。
今回は痛風の危険性と予防法を紹介していきます。
痛風の原因とは?
痛風の原因は一言でいうと尿酸の濃度が高いことが原因です。
尿酸というのは人の体の中には必ず一定量存在します。
そして尿酸は血液などの体液中に溶けて循環し、尿中に捨てられます。
一部は、消化管から排泄されます。
しかし、血液中の尿酸の濃度が上昇すると体の中に蓄積し、蓄積された尿酸はナトリウムと塩を作り結晶化(尿酸塩)します。
尿酸濃度が高い状態が続いてしまうと結晶化されたものが関節の内面に沈着していきます。
尿酸塩が関節に溜まると痛風の発作が起こりますが、他の臓器にも尿酸塩は溜まります。
そのなかでも皮膚の下に結節ができやすくなっています。(痛風結節)
まれに痛風結節は脊髄にも溜まり神経症状が起こる原因にもなります。
また、腎臓にも尿酸が溜まりやすいので腎機能の障害に注意が必要です。
さらに、痛風は心血管障害や脳血管障害など生命にかかわる危険な症状を引き起こす場合があります。
だから、痛風発作により激痛が起こった時には尿酸が体中に溜まっているので病院に行きましょうというサインだと思っておくと良いでしょう。
痛風は男性に多く女性に少ないといわれています
なぜ、痛風は男性に多く女性に少ないのか?
それは、痛風の原因である尿酸の血中濃度が女性の方が少ないからです。
女性ホルモンには腎臓からの尿酸を排泄する働きを促す作用があります。
つまり、女性の場合は閉経して女性ホルモンの分泌が低下するまでは男性よりも痛風になる可能性が低いということです。
ただし、閉経後に尿酸値の差が小さくなっても女性には痛風になりにくい理由があります。
それは、高尿酸血症になりにくいからです。
順を追って説明すると、まず、痛風の発作が起こるのは血清尿酸値が7.0㎎/㎗が超えた場合です。
男性は尿酸値が1.5㎎/㎗上昇すると7.0㎎/㎗に達しますが、女性の場合は3.0㎎/㎗上昇しないと7.0㎎/㎗に到達しないので痛風になりにくいとされています。
女性の場合は遺伝的な病気、または薬の影響などで痛風になるので全く痛風にならないということではありませんので十分に気をつけましょう。
痛風になりやすい食べ物は?
プリン体が原因で痛風はなりやすいです。
そのため、肉類や魚介類を多く食べる習慣がある人は痛風になりやすいといわれています。
また、お酒を飲んでアルコールを毎日摂取すると痛風になりやすいです。
お酒の飲みすぎで痛風になりやすいというのはよくいわれていますよね。
でも実はお酒にはプリン体自体はそんなに多く含まれていません。
アルコールの作用が加わることで尿酸値が上昇します。
そのため、お酒(特にビール)を飲む人は痛風になりやすく危険度も高いので気をつけましょう。
プリン体が多い代表的な食べ物はレバー類、白子、エビ、イワシ、カツオなどが挙げられます。
プリン体は美味しい食べ物に多く含まれますのでプリン体のみを減らすことは難しいです。
そのため、食べ過ぎ、飲みすぎには気をつけ、適度な食事と運動を意識して生活しましょう。
痛風を予防するためには?
まずは、適度な運動とバランスのとれた食事を心がけましょう。
運動をして代謝を上げることで循環が良くなります。
ただし、50mなど短距離ダッシュやベンチプレスのような無酸素運動をしてしまうと尿酸値が上昇してしまうので気をつけましょう。
ランニングやジョギングなど誰かと話をしながらでもできるような強度の有酸素運動を週に2回、30分から1時間程度を目安に運動を始めてみてください。
食事面でまず大事なのは水分を1日2リットルを目標に飲むことです。
水やお茶をたくさん摂取して尿を出すことで尿酸も排泄されやすくなります。
しかし、砂糖をたくさん含んだ飲料水であるとかえって尿酸値を上げてしまいますので飲みすぎには注意してください。
後は、1日3食、お肉や魚の食べすぎには気をつけてバランスの良い食事を心がけましょう!
自宅でできるセルフケア
今回は自宅で簡単にできるセルフケアを1つ紹介します。
1日に15分程時間を作っていただいたら簡単にできますのでぜひ、実践してみてください。
足上げ運動
〇足を左右交互に上下に動かす
(股関節を90度以上曲げてください)
・頭と腕をできるだけ動かさない
(使う筋肉が変わってしまいます)
・背筋を伸ばして前を見る
(できれば鏡を見ながらお願いします)
・足を下ろすときはゆっくり
(膝や足の裏を痛めます)
〇両足で200回を目指しましょう
・1週間目は、両足で50回~100回を目標
・2週間目以降は出来る範囲で増やして1ヶ月目で200回を目標
回数は1日トータルの回数なので、朝昼夜と分けてもOKです。
*注意点
痛みが出る場合は回数を減らしてください。
回数が少なくても良いので、毎日やることが大切です。
《足上げ運動をすることで、こんな良いことがあります!》
- インナーマッスルが強くなるので、歪みにくい体になる!
- 体が歪みにくくなると、血流が良くなり代謝が上がります!
まとめ
痛風はお酒の飲みすぎで起こりやすいので飲みすぎている方は十分気をつけてください。
腎臓機能の障害や心血管障害、脳血管障害など生命にかかわる危険な症状が起こりうる可能性があるので生活習慣を見直して痛風の予防をしましょう。
適度な運動、1日3食バランスのとれた食事以外にケアをするとしたら姿勢のゆがみを調べてゆがみがあるのであれば改善する方が循環も良くなるのでゆがみが気になる場合は整体院に行って改善してみてください。
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