- 投稿日:2017年10月04日
- (最終更新:2018年5月20日)
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体調に異変を感じた場合は、当ブログの情報や自己判断ではなく、医療機関を受診するようにしてください。

\この記事は私が書きました/
腰痛は温めるの?冷やすの?
腰痛は温めるとも聞くし、腰痛は冷やすとも聞くし、どっちが正解かわからない。
という方、結構多いと思います。
どうやって温めるか冷やすかの判断をするのか
温める方法と冷やす方法についてお話していきます。
温める腰痛
慢性腰痛
腰の痛みが3か月以上続く腰痛を「慢性腰痛」といいます。
血行不良により筋肉がかたくなり、血液内の疲労物質をうまく流すことが出来なくて
回復しにくいと言われています。
なので、温めることにより血行を良くし、疲労物質を流しやすくすることが大切です。
- 特徴
・「ズキズキ」、「ジンジン」などの響くような鈍い痛み
・気がついたら腰が痛くなっていたという感じに
きっかけや痛みがいつからなのかはっきりと正確に分からないことが多いです。
初めから鈍痛を感じることもあれば、急性腰痛をこじらせてしまい
慢性腰痛に移行するという場合もあります。
・改善しにくい
腰痛を慢性化させてしまう原因
・腰に負担のかかる生活→長時間同じ姿勢を続けたり、重いものを持ち上げる作業など。
・加齢→背骨が歪んだり、腰が曲がってくると腰痛が起こりやすくなります。
・ストレス→慢性腰痛患者さんの3分の1がストレスなどの精神的な問題で腰痛になるという報告もあります。
・過度の安静→過度に安静にしすぎると運動不足になり、回復を遅らせる原因になります。
痛みがおさまったら無理のない範囲で身体を動かしましょう。
冷やす腰痛
急性腰痛
腰の痛みが約4週間以内で収まる腰痛を「急性腰痛」といいます。
患部が炎症を起こすことにより、
熱を持っていたり、腫れていたり、強い痛みを感じます。
炎症を抑えるために冷やすことが大事です。
冷やすことで炎症の広がりを抑え、痛みもやわらげられます。
- 特徴
・強い痛み
・きっかけが明確
<ぎっくり腰を例にすると、、、>
重いものを持ち上げようとしたら。くしゃみをしたら。
突然強い痛みが起こり、動けなくなることもあります。
他にも、捻挫や骨折、打撲などの怪我によって起こる炎症が
強い痛みを起こす場合もあります。
原因
・腰を強く打ちつけたり、1度に大きな衝撃が加わる
・内臓の病気
・筋肉疲労
温める方法
カイロで温める
カイロで温める方法は腰の痛い所にあてるだけ
ととても簡単に行うことが出来ます。
ただ注意しないといけないことは、
直接肌にあてると低温やけどになってしまう危険性があるので
必ず服の上や
タオルの上からあてるようにしましょう。
入浴
入浴して温かいお湯(38~40度ほどの少しぬるめに感じるお湯)に浸かることにより
血行が良くなり、筋肉をほぐし痛みを和らげることが出来ます。
20~30分ほどゆっくり浸かりましょう。
熱いお湯に長時間浸かると
身体や心臓に負担がかかってしまうので避けましょう。
また、「交代浴」も効果的です。
お湯と水を交互に使います。
最初はお湯に5~10分ほど浸かります。
次に15~20度ほどの水を腰にかけます。
またお湯に浸かり、また水をかける。
これを5回ほど繰り返します。
そうすることで、血管が拡張したり収縮したりを繰り返し
血行が良くなり身体の芯から温まります。
腹巻やサポーター
夏場ではクーラー、
冬場では寒さからくる冷えから腰を守ることが出来ます。
医療機関での温熱療法
・ホットパック
・電気(心臓にペースメーカー、体内に金属が入っている人には禁忌)
・超音波療法
・赤外線療法
冷やす方法
アイシング
氷嚢、アイスパック、ビニール袋に氷を入れた物にタオルを巻いて冷やしましょう。
長時間当て続けるのは凍傷の危険性もあるので10~20分くらいにしてください。
まとめ
腰痛という1つの症状でも、温めた方が良い場合と冷やした方が良い場合があります。
自分の腰痛のタイプを正しく知り、それに合ったことを行うことがとても大切です。
もし、判断に困ったときや、なかなか改善しない場合はご相談くださいね。
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