先天性股関節脱臼は整体で改善するの?

  • 投稿日:2018年4月21日
  • (最終更新:2018年5月12日)

※免責事項

可能な限り信頼できる情報をもとに作成しておりますが、この記事の内容はあくまで私見です。
万が一内容に誤りがあったとしても、当ブログの閲覧により生じたあらゆる損害・損失に対する責任は一切負いかねますのでご了承ください。
体調に異変を感じた場合は、当ブログの情報や自己判断ではなく、医療機関を受診するようにしてください。

先天性股関節脱臼は整体で改善するの?

\この記事は私が書きました/

そもそも先天性とは何なのか?まずご説明しましょう。

 

先天性とは、生まれたばかりの赤ちゃんの時、既に持ってしまっている疾患。

逆に後天性とは、生まれた時にはなかった疾患のことを指します。

つまり、怪我による骨折や脱臼、菌による気管支炎や胃腸炎などは

全て後天性ということになります。

 

この先天性股関節脱臼は名前についていますが、

実は後天的に起きるものがほとんどなんです。

では、なぜ先天性という名前なのか?何が原因で起こるのか?

 

また、整体での改善は見込めるのか?

先天性股関節脱臼について解説していきます。

 

 

先天性股関節脱臼とは?

 

先天性股関節脱臼とは、大腿骨の先端部分が骨盤にはまらず、

外れてしまっている状態のことです。

 

名前が「先天性」となっているため、

生まれつき起こっている病気だと思われがちですが

実は先天性股関節脱臼の9割以上が後天的なものです。

ちなみに、発生する確率は0.2%とされています。

 

 

先天性股関節脱臼の原因は?

 

     母親のお腹の中で異常(前屈)姿勢をとっている

 

赤ちゃんのお尻だけが先行して成長している場合で、

かつ母親のお腹の中で異常(前屈)姿勢をとっている赤ちゃんの

脱臼発生率は約30%と言われています。

 

頭が先行して成長している通常の赤ちゃんに比べ、

100倍の発生率と言われています。

また、逆子で生まれた場合にも出産時に股関節脱臼することがあります。

 

 

     出生後、赤ちゃんの自然な姿勢を妨げている

赤ちゃんの自然な姿勢とは、上半身は腕を軽く曲げて上に挙げ、

下半身は股関節と足がM字形になっている状態を指します。

大人の足とは違い、赤ちゃんの足は外側に開いた状態が通常です。

そのため、おむつや衣類を着用させる際に、

赤ちゃんの足を伸ばした状態にしておくと、やがて赤ちゃんは

一所懸命に股関節や膝関節を曲げようとしてしまいます。

 

このとき、足を伸ばした状態を強制的に続けると、

股関節を曲げる力が、股関節脱臼を引き起こす力に変換してしまいます。

 

     遺伝

先天性股関節脱臼の患者さんと血縁関係にある女性

(脱臼のお子さんの姉妹、お母さん、お祖母さん、叔母さん、従姉妹)に

発生率が高いことが明らかになっています。

先天性股関節脱臼を発症した赤ちゃんの中で37%が家族歴を有しています。

先天性股関節脱臼の患者さんと血縁関係にある女性の方は年齢を問わず

一度は股関節検査を受けられることをお勧めします(‘ω’)

 

先天性股関節脱臼の症状

 

赤ちゃんの先天性股関節脱臼の症状

先天性股関節脱臼は痛みがないため、

赤ちゃんが泣いて知らせてくれるということはほとんどあまりません。

 

したがって、日頃から以下のような症状に気をつけ、

先天性股関節脱臼の可能性がないかをよく観察してあげてください(^^)/

 

☑ひざを曲げた状態で股を広げたときに、「ポキッ」や「クリッ」などの音が鳴る

☑両足をそろえたときに、左右の太ももやお尻のしわの数が異なる。

また、足の長さが異なる

☑両足を曲げて、ひざを外側に開いたときに、片方もしくは両方の足の開きが悪い

☑足を引きずるようにしてハイハイする、立つ、歩く

 

成人の先天性股関節脱臼の症状

 

子供のうちに完治することができなかった先天性股関節脱臼は

足の長さが違う状態でずっと生活しなければならないので、

体に左右非対称の歪みがたまり、大人になってからだんだん痛みに変わってきます。

 

 

具体的な症状は

☑寝返りが打てない

☑靴下を履いたり靴を履く作業ができない

☑長時間歩くことができない

 

などの症状が以前、僕がみさせてもらっていた

患者さんの訴えにありました。

 

 

先天性股関節脱臼の治療法

 

先天性股関節脱臼の治療は、症状が軽ければ、

普段の抱っこの仕方やおむつの履かせ方を工夫するだけで治ることが可能です。

ですが、症状が重ければ手術などの特別な治療を必要とすることもあります。

日常的なケア

先天性股関節脱臼が軽度の場合、

日常生活のちょっとした心がけで改善する場合もあります。

簡単にできるケアをご紹介しますね(^^

 

赤ちゃんが自然な姿勢を保てるように、

寝るときは足がM字形に開いているようにする。

 

抱っこするときは、両足の間に手を入れ、股を割るようにする。

おむつや衣類などを着用させる際は、

足が自由に動かせるようにきつく締めるのではなく

ゆとりを持っておむつを履かせたり、服を着させたりしてあげる。

 

 

装具を使う

日常生活のケアでは十分に治らない場合や、

完全脱臼の可能性がある場合は、[リーメンビューゲル]

と呼ばれるバンドを肩から足にかけて治療します。

赤ちゃんの理想的な姿勢をサポートしてくれるようになっていて、

生後36ヶ月の間に赤ちゃんが使用すれば、

亜脱臼で100%、完全脱臼で90%が改善するとされています

 

牽引治療や手術

装具を使っても治らない場合には、足を引っ張る牽引治療や、

ギブスによる固定が行われます。それでもよくならない場合は、

大腿骨が骨盤におさまるようにする手術を行います。

 

 

先天性股関節脱臼で手術に至るのは、全体の3%程度です。

 

先天性股関節脱臼は整体で改善するのか?

 

さて!最後に本題ですね(*^_^*)

先天性股関節脱臼は整体で改善するのか??

 

ズバリ!お答えしますと、上記のような赤ちゃんの

先天性股関節脱臼を治療していくのは現時点での治療法では難しいです。

しかし、大人になった時、痛んでくる先天性股関節脱臼は改善が可能です。

ですが、それも骨の形や足の長さを整えるのは不可能とされています。

では?何が改善されるのか??

 

足の長さが左右違い、股関節は良くない状態のままですが

痛みが改善されるんです。

寝返りで目が覚め、靴下を履くこともできず、

手術しかないと諦めていたような日常生活を送るうえで

苦労するような症状が整体により改善した症例があります。

 

何をどう整えているかは内緒ですが、どうしようもない痛みで

手術しかないけど手術はしたくない!と思った場合は

一度当院を頼ってみてください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

赤ちゃんが足をM字形に開けるように日頃から工夫することで、

先天性股関節脱臼を予防することは可能です。

おむつはサイズに余裕がある股おむつを履かせ、抱っこするときは

赤ちゃんを正面から抱いて、両足の間に手を入れるなどして、

まずは大切なお子さんが将来股関節脱臼で悩まないように心がけてあげましょう。

 

MIYAI整体院

073-473-8106

 

グループ院

MIYAI整体院 岩出院

0736-60-4127

 

《京都》

きずな整体院

075-431-8110

 

《広島》

やさしい整体院

084-983-3878

この記事を読んだ人は、他にこんな記事も読んでいます

眼が開けづらい!?眼瞼痙攣とは

  • 投稿日:2018年8月23日
  • (最終更新:2018年9月3日)

足裏の痛みの謎 ~モートン病~

  • 投稿日:2018年7月29日
  • (最終更新:2018年8月6日)

手の気になるしこり ガングリオンかもしれません!

  • 投稿日:2018年12月21日
  • (最終更新:2019年1月21日)

手首の痛み、痺れにはこうをすれば良いですよ!

  • 投稿日:2018年8月28日
  • (最終更新:2018年9月5日)

足の甲に痛みのある方必見!外反母趾が原因かも?

  • 投稿日:2018年6月20日
  • (最終更新:2018年8月27日)

人気記事ランキング

体幹トレーニングシリーズ第2弾「顔・姿勢が変わる!」

  • 投稿日:2017年9月26日
  • (最終更新:2018年5月12日)

橈骨神経麻痺は早めの処置が必要です!

  • 投稿日:2018年12月31日
  • (最終更新:2018年12月31日)

【セルフケア】足の指が痛い強剛母趾とは?

  • 投稿日:2019年1月31日
  • (最終更新:2019年2月12日)

手首が細い理由も 太い理由も原因は内臓だった!!

  • 投稿日:2018年3月31日
  • (最終更新:2020年6月18日)

股関節が痛い!鼠径部症候群(グロインペイン症候群)とは?

  • 投稿日:2018年4月29日
  • (最終更新:2018年5月25日)